- 1.制約条件から外れた解が多く表れていますが、どの様な理由が考えられますか?
- 1.はじめは軽量化に向けて重量最小化に向かうため、制約条件から外れた解が多く出ます。しかし、条件から外れた解はその後除外されますので、拘束条件を満たす範囲内で重量最小化にむけて解を探査するようになります。
- 2.個体数、世代数はどのようにして決められたのですか?
- 2.計算リソースと期間があらかじめ想定されていたため、その範囲内で可能な計算回数から個体数と世代数を決めて探査を始めました。しかし、最初の個体数では、うまくいかないようでしたので、少し数を増やしています。
- 3.NSGAⅡとCHEETAHとでランキングに使われている密集度合いを判断している違いはなんですか?
- 3.NSGAⅡでは、サンプル解から次に近い2点の解の距離を計算して決めていますが、CHEETAHでは、4目的以上になるとこの方法では、優劣がつかなくなってしまいますので、全ての点を対象にチェビチェフ距離を求めて適応度を判断しています。
- 4.最適化アプリを使って最適解を求めているのですが、それが本当に最適なのかを周囲にうまく説明できないのですが、なにか秘策はありますか?
- 4.まず必要なのは、定式化した最適化モデルが正しかを確認する必要があります。これが正しければ、探査から得られる結果から設計に関して得られる知見があり、それを周囲と検討・検証することにより、探査結果の最適解を設計に反映ルすることができると思います。
- 5.1段階目で制約条件を満たさないものは、第2段階に進まずに次の個体に移るとのことですが、第2段階に進まないものも何かフラグの様なものは残していますか?
- 5.基本的には制約条件を超えたものは次の計算に進まずに次の個体に進むが、次の計算に進んだときは、制約条件の値を考慮しているので最適化の探索方向には影響しているとお考えください。