設定¶
最大使用メモリの設定¶
OASIS AIの使用メモリが規定値を超えると、GUIの反応が極端に遅くなったり、システムエラーが発生します。 シミュレーションの試行回数が1000ケースを超える場合などは、OASIS AIの消費メモリに注意が必要です。
最大メモリの規定値は3GBで、oasis.vmoptions の設定で変更できます。
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メモ帳などでエディタを管理者権限で起動し、以下のファイルを開きます
C:\Program Files\OASIS\oasis.vmoptions
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“-Xmx3G”の“3G”の部分に最大サイズを指定します
- 8GBに設定する場合は、“-Xmx8G”と編集します
- 最大サイズは物理メモリ容量を加味してください
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ファイルを保存して終了後、OASIS AIを起動します
Every Point メッセージの対応¶
Backup の Every Point は、シミュレーションのフォルダー内に 20MiB 以上のファイルが存在すると、以下のメッセージを表示し、動作しません。
この制限は oasis.vmoptions の設定で回避できます。
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メモ帳などでエディタを管理者権限で起動し、以下のファイルを開きます
C:\Program Files\OASIS\oasis.vmoptions
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以下のオプションを追加します
-Dcom.empowerops.jargon.WorkspaceProblemFindingVisitor.WorkingDirectorySizeErrorIgnored=true
Warning
Every Point をオンにすると、全評価計算のバックアップを保存しますので、ストレージの容量にご注意ください