CAEのための3D CAD面自動修復&CADデータ変換ソフト TransMagic /高速処理/サーフェスリペア/ヒーリング
適用事例 一覧
様々な分野にて使用されているTransMagicの適用事例の一部をご紹介します。
米国 ノースロップ・グラマン社
概要 : | 次世代の水上戦闘艦である沿海域戦闘艦(LCS:Littoral combat ship)の設計におけるデータ変換・修復にTransMagicを活用。SolidWorks(米国海軍)とCATIA V5(ノースロップ・グラマン社)間のデータ交換と面修復に最新バージョンを使用中。 |
導入前 : | CATIA V5-SolidWorks間を、STEPを利用してデータ交換を行ないCADを使用して面データ修復を実施。 |
導入後 : | CATIA V5 – SolidWorks間で、TransdMagicによるCADネイティブデータによるデータ交換を行い、面修復面作業の自動化を実現。 |
効果 : | CAD間データ変換工数を90%削減。 データ修復作業工数を自動化により50%削減。 データ交換に関連作業で3年を要していた工数を1年に短縮。 |
ノースロップ・グラマン社は、戦闘機、軍用輸送機、軍艦などを設計、製造している軍需メーカーです。次世代の水上戦闘艦である沿海域戦闘艦(LCS:Littoral combat ship)の設計にTransMagicを活用して大きな効果を上げています。
LCS発注元のアメリカ海軍ではSolidWorksを、CATIA V5を、ノースロップ・グラマン社ではCATIA V5を使用し、STEP形式による2システム間のデータ交換を行っていました。この方法では、STEP形式に変換するための操作の手間や、変換後の3次元CADデータの不具合修正などに多くの時間を浪費し、変換・修復だけで3年もの工数を使っていました。SoilidWorks社から相談を受け、TransMagic社はTransMagic Export Workgroupの導入を提案しました。
TransMagic ExportはCATIA V5やSolidWorksのネイティブ3次元CADデータを直接読み込んで、マニュアル操作によらずCADのデータ修復やデータ変換の自動化を行いました。
更に、パッケージの利用にとどまらずTransMagicのAPIを用いたカスタマイズにより、効率の高い設計プロセスを構築しました。
TransMagic導入後は、従来のSTEP形式ファイルによるデータ交換に比べ、データ変換のために必要な工数を50%、CAD変換後のデータ修復作業を90%削減することが出来ました。
TransMagicの優れた自動3次元CADデータ修復機能と使いやすいカスタマイズ性により、このような実績を上げることが出来ました。
米国 スターク・マニュファクチャリング社
概要 : | TransMagic EXPERTを導入して、米国ビッグスリーのメインCADであるCATIA、NX等とのデータ交換と面データの修復で利用。自社の設計システムとしてSolidWorksを使用し、取引先のハイエンド3D CADシステムとは全てネイティブデータでデータ交換を実施。 |
導入前 : | 取引先と同じCADシステムを導入し、取引先とのデータ交換と設計作業を実施。 |
導入後 : | SolidWorksを設計システムとして使用し、取引先とのデータ交換はTransMagicを介してネイティブデータで実施。 |
効果 : | 導入後3ヶ月で、3次元CADデータ交換・修復の工数を35%削減。 CADシステムの追加導入コストとトレーニング・保守等の運用コストを大幅に削減。 |
スターク・マニュファクチャリング社は、主に自動車のエアコンなどの空調システムの設計・製造を行なう、自動車の1次及び2次のサプライヤです。
スターク・マニュファクチャリング社ではSolidWorksを利用していますが、大手自動車会社では各社CATIAやNXなど異なるCADを利用しており、従来は取引先に合わせてCADシステムを導入して対応していました。
新たなCAD導入とその維持コストに加え、3次元CADデータ変換のための作業工数が大きな負担でした。
TransMagic社は、SoldWorksで設計を行い設計データをTransMagicによって各自動車会社の3次元CADデータに変換して納品することを提案しました。
TransMagicにより取引先が使用しているCATIA V5、NX、Pro/E等のネイティブデータを直接読み込み、SolidWorksで設計を行い、TransMagicを介して取引先のネイティブ3次元CADデータで納品をしています。
その結果、取引先と同じCADシステムを追加導入することなく、SolidWorksのみで業務を行なうことが可能となりました。さらに3次元CADデータ変換に費やしていた工数を、1つの製品に対して1週間あたり最低12時間削減することが出来ました。
お客様の声
※TransMagic社 WEBサイトを元に抄訳。
ロッキードマーティン( Lockheed Martin)
迅速で丁寧なサポートにより、TransMagic製品をR12.22.300からR12.31.000に更新し、CATIAモデルを問題なく開くことができるようになりました。まだモデルの変換は試していませんが、通常どおり動作することを確信しています。
ソリッドワークス(SolidWorks)
CATIAモデルファイルを使用してTransMagicを数時間テストし、結果に満足しました。現在、私達にとってCATIAのインポートは非常に重要です。UGへの変換機能もとても重要な機能です。
WECグループ、LCC(WEC Group、LLC)
小さなエンジニアリング会社で、3次元CADを使用して顧客に対応しています。
私達のような中小企業が、Pro/E、UG、CATIA、Solidworksなど多種類の
CADパッケージにアクセスすることは実質的に不可能です。
このため、3年以上にわたって、データの表示、管理、変換、および分析の要件に対応できるソフトウェアパッケージを探していました。
そのようなときにTransMagicと出会いました。試用版をダウンロードして、試してみたところ、自分にできることに驚きました。TransMagicなしで達成するのに3週間かかったであろうことを1週間で解決することができたのです。
モデルの表示、切断、変換、寸法記入、印刷などを行うことができました。
それ以来、TransMagicは私のビジネスを成功させるための主要なツールになりました。
TransMagicは非常に優れており、私の顧客から任されているCADデータの管理についても、高価な設計ソフトウェアパッケージを使用するよりも安価で簡単に実行できます。
スーパーリフト/ブラックダイヤモンドサスペンション( Superlift/Black Diamond Suspensions)
破損したファイルを取り扱うことには慣れていましたが、TransMagicを使うようになるまでは、ほんの数個のサーフェスが欠落しているといった些細なエラーにはなかなか気づけませんでした。
TransMagicにより、私が受け取った様々なバージョンのネイティブCATIAファイルを開くことが可能になり、必要なものをすばやく分離、修復、および取得できるようになりました。
ネイティブファイルがTransMagic形式で保存されると、大きなファイルでも開いて処理するのが驚くほど高速になります。
TransMagicのアドオン機能を使って、データを別の形式に変換する前に欠落しているサーフェスを修復することが簡単に出来ます。
破損したファイルを修復し、インポートする前に必要なものをグループ化することで、多くの時間を節約できました。新製品を設計するときに信頼できるクリーンで管理しやすいファイルで作業することでより効率的に業務を行うことが出来るようになりました。
LSI社
私は自分自身に起こった事が信じられませんでした。
私が前に見たデータ上の穴が、MagicHealにより自動的に修復され私は他の操作をする必要が一切なかったのです。
MagicHealがデータ上の穴を修復するのは肉眼では見る事ができない為中で何が起こったのかは解りません。
しかし実際には期待以上の結果を得る事ができたのです。
私は今過去に修復が不可能だと見なされていた複数のC-130エンジン部品のデータ、特にソリッドモデルのデータとプロペラ形状以外の修正に取組んでおり、その作業は上手くいってます。
更に他の複数の部品のデータは、STEP形式から使用可能なソリッドモデルへと変換されます。
MagicHealという名前の製品のおかげで現在私が行っている1つ1つの修正・変換作業時間は個々に短縮されています。
これは全部の時間を合計すると、過去の作業時間に比べ大幅な時間短縮を実現してます。
この私の事例を引用してください。
私と同じようにMagicHealを使ってみてください。
現実に目を覚ましてくれるツールです。
スタークマニュファクチャリング(Stark Manufacturing)
TransMagicは優れたインターフェースを備えており、簡単に使いこなすことが出来ます。
CATIAファイルをMechanicalDesktopに取り込むには非常にコストがかかりますが、TransMagicははるかに高速で、はるかに低コストです。
オリジンインターナショナル(Origin International)
TransMagicは他の変換ツールで変換することの出来なかった80MBのCATIAファイルをわずか14分で変換できました。
TransMagic社からのコメント
あるニューヨークの加工会社から頂いた興味深いコメントを以下に紹介します。
彼らが顧客からセマンティックPMIを含むCATIAのデータファイルを取得したところ、PMIが自動的にHypermillアプリケーションに自動的にデータを登録したのです。この事により彼らの作業時間は大幅に短縮されました。
また彼らは軽快に作業ができる修復ツールを使用し、スプライン・サーフェスを分析・サーフェスに変換しています。
シリンダーを例にしますと、複数に分割されていたシリンダーデータを統合して1つのシリンダーにする事ができます。
こうしてようやく加工が行えるようになります。
この会社で加工に使用するCADデータと製造物の完成精度と品質管理の責任者は、シリンダー等の加工用データを正確に修復することで三次元測定器と付属ソフトを用いた完成品の品質管理及び検査作業時間を大幅に削減する事が出来ると述べていました。
Brad Strong
Technical Communications Manager
TransMagic, Inc.
ベンチマーク事例 一覧
大容量IGESファイル処理実績事例
概要 : | 取引先が独自CADなど特殊な環境の場合、データの受け渡しの際にフォーマットが限定されます。本事例では、アッセンブリ後の大容量IGESファイルを受け取った際の、CATIA V5形式への変換実績を紹介します。 |
使用マシン スペック : |
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モデル1 ディーゼル発電設備
- ファイル形式: IGES
- ファイル容量: 0.5GB
処理時間
- 書き出しファイル形式: CATIA V5
- ファイル読み込み: 25分
- ファイル書き出し: 27分
- 書き出し後のファイル容量: 0.29GB
モデル2 大型輸送ヘリコプター機体
- ファイル形式: IGES
- ファイル容量: 1.03GB
処理時間
- 書き出しファイル形式: CATIA V5
- ファイル読み込み: 42分
- ファイル書き出し: 8時間31分※1
- 書き出し後のファイル容量: 0.77GB
※1 実装メモリ8Gを消費し、仮想メモリ領域を使用したため。実装メモリが12G搭載していれば処理時は1時間以下に収まるものと予想
動画ギャラリー 一覧
様々な分野にて使用されているTransMagicの適用事例の一部を動画(YouTube)にてご紹介します。
自動車、重工業、重工業、航空宇宙、etc…(CAD全般)
NEW!
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フルリペア機能による
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ビューア機能による断面表示高速高性能な描写エンジンにより、断面表示がストレス無く可能です。また、シェーディング処理と色変更の組み合わせで2D図面のような描写も可能です。 資料提供:米国 TransMagic社 |
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MagicSurface機能による面の抜け落ちの自動修復作業TransMagicは面の抜けを自動修復するためのMagicSurfaceを搭載します。フリーエッジを自動認識し、確認、修復を1クリックで行う事が出来ます。 資料提供:米国 TransMagic社 |
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