超臨界流体・超音速・化学反応対応 密度ベース流体ソルバ CRUNCH CFD®
特 長 |
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CRUNCH CFD®は、従来の汎用CFDソルバでは解析困難な流体現象を解析するために開発されました。米国NASAや国防総省からの要求に応えてきた、高機能・高精度 流体解析ソルバです。解析対象に応じて適切な状態方程式を選択出来ること、複雑な状態方程式を用いても安定に収束解を取得出来るロバストなソルバ技術が特長です。例えば、亜臨界/超臨界の実在流体の状態方程式を考慮して、燃焼、キャビテーション、流体騒音、車体/航空機の空力をロバストかつ高精度に解析します。航空宇宙はもちろんのこと、重工、自動車、各種産業機械、電子電気など広い分野の設計支援と研究開発に活用頂けます。 |
広範囲な解析対象
高速気流(密度ベースソルバ)極超音速流(高マッハ数)の騒音や空力 極超音速流(高マッハ数)での燃焼(スクラムジェットエンジンなど) 空間的精度と時間的安定性を確保 全速度域・任意状態方程式(実在流体など)への対応上記計算法をベースに汎用性を確保(プリコンディショニング適用) 全ての速度(マッハ数)域に対応 実在流体を含む任意の状態方程式に対応 主な適用対象:空気流れの騒音や空力、任意マッハ数での燃焼、超臨界流体燃焼流れ、亜臨界二相タンクの加圧解析、気液両相の圧縮性を考慮したキャビテーションやフラッシングなど 非圧縮の液体及び気液混相流体機械やキャビテーション 非圧縮性を前提に、計算負荷を低減、堅牢性を向上 気液二相流の音速の正確な考慮によるキャビテーションの解析精度向上 |
臨界点付近(5MPa)での液体酸素・水素燃焼解析 ・超臨界燃焼流れ(ガス水素+液体酸素、素反応燃焼解析) |
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ポンプでのキャビテーション不安定性解析 ・潜熱(熱力学)効果、気液混相流の局所音速を考慮 |
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並列計算における良好なスケーラビリティ ・使用したCPU数に応じたリニアな計算速度の向上を確認(1CPU~1024CPU) |